(東京・厚板部) 平成30年3月26日(月)

《メーカー動向》
NSSMCのタイト状態変わらず、他2高炉も締まっている。
1Q不需要期も、定修時期のため需給はバランスを保つ見込み。
納期は2.0か月〜2.5か月。
高炉価格、店売は累計@15〜20達成。
NSSMC追加値上げ2契より+5発表も達成は来上期中。
JFE店売りも3契より本格値上げ交渉開始か。
東鉄3契、厚板ステイ@81。

《2017下〜2018年度定修情報》
◎新日鐵住金
・鹿島: 6/26〜(15D)、12/18〜(3.5D)
・君津:4/4〜(6D)、10/4〜(10D)
・名古屋:6/17〜(12D)
・大分: 5月(8D)、10月(9D)

◎JFEスチール
・京浜: 5/16〜(9D)、9/25〜(9D)
・倉敷:3/15〜(9D)、9/17〜(7.5D)
・福山:3/5〜(9D)、8/3〜(4D)

◎神戸製鋼所
・圧延・熱処理とも予定では例年どおり5月上旬ごろから10D程度。

《市場動向》
1月の全国厚中板在庫量は387,036Tで、前月比‐1,478Tと微減。

出荷量は161,959Tで、前月の171,469Tから5%ほど減少。(前年同月比94.5%)

在庫率は全国ベースでは239.0%で、前月から大幅増加。関東地区在庫率は+23.5ポイント大幅増。
東名阪主要都市は在庫率増。新潟、神姫、九州は改善。

溶断業は全体感では3Qの勢い弱まり、1〜2月は一服。
浦安地区切板価格、新年より唱え@100変わらず。

《分野別動向》
1月末輸出船手持工事量は2,634万GTで、前月比微減。約2.5年分。
輸出船契約実績は2017暦年で前年比2.5倍。

1月建設機械出荷金額は内需が671億(前年同月-3.3%減)、外需が1,364億(同+27.6%増)、
合計2,035億円で前年同月比+15.5%増。国内建機は8月まで好調も9月〜1月調整減。輸出は堅調。
2017暦年で前年比+19.1%増。

12月産業機械受注金額(1月は未発表)は内需が2,908億(前年同月比54.0%)、外需が1,475億(同84.8%)、
合計4,383億円で前年同月比61.5%。鉱山機械、圧縮機、金属加工機械が堅調。

1月建築着工床面積(民間非居住)は947万uで前月比約7%減。前年同月比-14.5%減。
工場は6カ月連続増加。店舗は増加に転じる。倉庫は先月増加から再び減少。事務所は2か月連続減少。

新設住宅着工戸数は66,358戸で前年同月比13.2%大幅減。7か月連続の減少。
年率換算値では85.6万戸と2か月連続の減少。
民間非居住、住宅とも統計上は1月も改善見られず。本格化は来上期に期待。

《輸出入・海外動向》
厚板輸出、4月12.5万MT、5月16.4万MT、6月14.6万MT、7月12.9万MT、8月14.5万MT、9月18.4万MT、
10月18.2万MT、11月22.4万MT、12月25.0万MT、1月23.0万MTで、2か月連続増から一転減少。

厚板輸入、4月6.6万MT、5月7.1万MT、6月5.9万MT、7月6.1万MT、8月4.7万MT、9月4.7万MT、
10月5.4万MT、11月5.5万MT、12月5.5万MT、1月5.0万MT。5万MT台をキープ。
他に中国からのクロム合金厚板は4月1.9万MT、5月1.6万MT、6月2.4万MT、7月3.2万MT、
8月6,000MT、9月5,000MT、10月1,000MT、11月500MT。12月、1月ゼロ。

中国内需要堅調。唐山地区の冬季減産中。中国ミルは当面内需対応重視と見込む。
春節明けの輸出オファー価格は上昇。FOB$615程度。

POSCO、1-3月は@71船橋置き場(+@6)。韓国ミルタイト状態続く。


                            (課長 熊谷 貴志)