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(北海道・営業課) 平成27年1月16日(金) <概要> 11月半ばより不需要期に突入した北海道は、年明け後も荷動きは低水準。 一方、市況に関しては、東京製鐵の値下発表、スクラップ相場の下落、需要減の環境の中であるが、 予想していたほどの下落幅は聞こえてきていない。 今後の需要回復が待たれる状況。 <スクラップ> 道内スクラップ市況は、@25/KG前後。 国内相場はジリ安にて推移。 <異形棒鋼> 異形棒鋼の市況は、@65/KG前後で横ばい状態。 不需要期の為、新規商談がほとんどない状況。 スクラップ価格も下落し続けており、今後の市況動向は要注意。 <H形鋼> H形鋼の市況は、@85/KG〜@86/KGで弱含み横ばいにて推移。 荷動きは低水準。 メーカーの値下発表後、@83/KG程度の安値も散見され始めており今後の市況動向には要注意。 <一般形鋼> 等辺山形鋼、溝形鋼共に@84/KG〜@86/KG。 荷動きはH形鋼同様に低調。 安値が散見されてはいるものの、下げ幅は小さい。 今後の需要回復に期待。 かい <コラム> コラムは、素管BCRベースの市況で、@105/KG前後。 昨年末に続き安値は@100/KGを下回っている模様。 <平鋼> 平鋼は、@93/KG〜@95/KG。 荷動きは低調にて推移。 市況は、昨年末に道内在庫が不足したことが影響し、下がることなく横ばいにて推移。 <中板> 中板コイルカット品は、コイルセンター出値で、ムキベース@79/KG〜@83/KG。 SS400は、上記価格+@1.3/KG継続中。 各特約店の再販価格は、@83/KG〜@88/KG。 東京製鉄の値下げの影響は、2月以降に表れるのではとの見方もある。 <厚板> 厚板定尺市況は、@110/KG〜@115/KG。 価格は様子見横ばい状態。 販売価格をもう一段上げたいが、難しい状況。 (支店長 中野 彰) |